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人を応援するということ

先日、「いいねをくれたVtuberさんに、ブロック覚悟でこうしたほうが良いことや感じたことを正直にお伝えする」といった旨のツイートが賛否を呼んでいるのを拝見しました。

そこで、その関連するツイートについて、私の所見をここに残しておこうと思います。

(当該ツイートを知らない人で気になる方は調べてみてね。)


辛口評価を希望者にリプライすることについて


この方が、なぜこのようなツイートをしているのか、私もわからなくないな、と感じることは多々あります。

「この人もっとここをこうすれば良くなるのに」

「伸びたいって言うだけじゃなくてちゃんと伸びるように行動しないと伸びないよ」

「この人すごくいいのにもったいない…」

とか、思うことがすごくありますので、共感はできるのです。


ここだけの話、私はお世辞をいうのがとても苦手です。

周りからお世辞しか言われず、井の中の蛙と化しているVtuberさん、結構いらっしゃるのではないでしょうか?(自戒)


その該当ツイートの方も、そういったぬるま湯に浸かり続けてしまい伸びづらい個人勢のVtuberさんを「応援したい」気持ちでとった行動だったのではないでしょうかと推測します。


希望しない方に対し無差別に批判のリプを飛ばしているわけではなく、そのツイートにいいねで反応した方(「ブロック覚悟で正直に言う」ということに了承した方)にリプを飛ばしているので、そのツイートに関する発言内容については外野がとやかく言う筋合いはないものと思います。

(若干個人の好き嫌いが強く出すぎている感は否めないような内容でしたのでそこは言い回しに注意したほうがいいとは思いましたが……)


言葉選びを怠ったばかりに、ネガティブな注目を集めてしまいました。


(他者の意見を気にせずやりたいことをやっているVtuberさんは、そのまま突き進んでいただいて…。私もそのタイプ)



ロゴのレイアウト著作権について


この流れで、一緒に流れてきた同人物の「ロゴのトレース問題」の件にも、いちクリエイター、いちVtuberとして触れておきたいと思います。

善意で貰ったFAやその他クリエイティブが、他者のクリエイティブの模倣だった場合、それは貰って嬉しくないですし、それどころか迷惑でもあります。


「レイアウトに著作権はない」と仰っていたようですが、「レイアウトの著作権」というのは、例えばWEBデザインの場合「左にナビゲーションを、右にはコンテンツを見出し、小見出し、画像、本文の順で配置する」といった「配置」には著作権は存在しないということではないでしょうか。

ロゴの場合、「左にロゴマーク、右にロゴタイプ」といった「文字の配置」や「図形の配置」のことが「レイアウト」に該当すると思います。

(著作権の専門家ではないので間違っていたら申し訳ないのですが)


該当ツイートをみてみると、オーナメントまでトレースしているようにも見て取れます。

もし元のロゴで使用されているオーナメントが、元のロゴの作者さまの手作りのものであったとしたら、その著作権は元のロゴ作者さまに存在します。フリー素材を使っているなどでしたら著作権はフリー素材作者さまに帰属するはずですし、その場合、フリー素材使用の権利を確認する必要があると思います。

(私もフリー素材は沢山活用させていただいておりますが、各素材一つ一つに、たしかに著作権は存在しますので、使用条件を確認しております。)

(さらに、もし有料で購入した素材を使っている場合、それをトレースして使うことは良くないことなのではないでしょうか?)


一生懸命考えた作品が、全く見ず知らずの他人に「レイアウトに著作権はないから」と言って、トレースされたと知ったら、私は嫌悪感をいだきます。

もし本当に著作権の侵害に当たらないとしても、クリエイターとしてどうなの?と私は思います。やめていただきたい。

もし誰かの真似をしたいというのであれば、ちゃんとフリー素材として善意で配布されているものを権利を確認して使いましょう。



模倣品ファンアートを貰ったらどう思う?


ロゴというものは、ブランディングの上で重要な意味を持ち、活動の顔になるような側面を持つものです。

それが、他者のロゴと意図的に似通って作られていて、もしそれが第三者に指摘されたら、そのロゴを使っているご本人様はどのような気持ちになるでしょうか。

オリジナルだと思っていたものが、実は他者の作品のパクリだった。とても残念だと思います。

無償だから、善意だから、そういう問題ではございません。

正直、もし私が貰ったとしても、そういった事情があると知ったら、即刻使用は中止するでしょう。


Vtuberのロゴは、活動者本人の名前であることが多いですので、活動者本人に落ち度はないのに、ネガティブな評判が直接降り掛かってしまいます。なので、本当に応援したい気持ちがこもっているのであれば、他者のロゴを重ねて遜色が無いほどトレースするのではなく、ゼロから頭を捻って考えたほうが、喜ばれるのではないでしょうか


ロゴに限らず、イラストでもなんでも、いわゆるトレパクで作ったファンアート、その場では喜んでくれるかもしれませんが、大勢の目に晒されることで真実が露呈し、悲しい思いをするのはファンアートを貰ったVtuberです。





該当の方がもし見ていらっしゃるようでしたら、過去の振る舞いを再考し、今後の振る舞いにどうかお気をつけいただければと存じます。


私を応援してくれている方も、是非「私のファンはすごいイイ子たちなんだよ!」と胸を張れるような振る舞いをお願いいたします。


そして、Vtuberに限らず、「応援する」ということは「応援される側」の評判を左右することを常に念頭に置いておいたほうが良いのではないでしょうか。

(よく○○のファンは治安が悪い、みたいな評判回ってきたりしますよね…。ネガティブなことのほうが悪目立ちするので…気をつけたいです。)



何事においても「井の中の蛙大海を知らず」にはならないよう、自分の目で、耳で、目で情報を収集し、自分の頭で、手で、常にクオリティアップをしていきたいですね。



この件については、これ以上、ブログでもTwitterでも配信でも言及しません。

ここに記されていることは、正しい正しくないではなく、「私の気持ち」です。

お粗末さまでした。




以下、駄文追記


件のツイート後、沢山応援していただいているのは山々なのですが、どうしても溜飲を下げたかったので文章に記しました。


いや、Vtuberとリスナーの関係性も「人間関係」に該当しますので、難しいね。

私は自分の活動にストレスを溜めたくない人種ですので、誰にでも愛想よく振る舞えないのでございます。

しかし活動者ではあるので、私の活動を肯定し、好きだと言ってくれる大抵の人には、そこそこ笑顔を振りまき、活動することによってお返しをしているつもりではあるのですが、どうにも、ちょっと苦手だなと言う人に対し、顕著に態度が変わってしまう節があるのですよね。

普段だったらまあ適当にやり過ごすところではあるのですが、今回、このようにわざわざブログの記事にしたのには、多少注目を集め、活発に行動している方だったので、私が目にする率が高く、ストレスが強かったので早めに対処したかったことが一番の理由です。


「応援してあげてるのに」

そう思って応援してくださる方には応援していただきたくありませんので、先に記しておきます。


Twitterでもよく私はお気持ちツイートを長文で垂れ流すのですが、そこでよく言う言葉に「尊敬出来る部分がある人が好き」ということ。

逆をいうと「尊敬できない、肯定できない活動をしている方はとても苦手」ということです。(ロゴの開き直りの件は、個人的に許せない行為でした)


「応援される」ということはとても嬉しいことではありますが、少なくとも私の場合は、「誰から応援されても嬉しい」ということではないのです。

応援する側も、是非自分の日頃の行いを振り返って、推しに恥ずかしくない行動ができているのか、考えてみてほしいです。

私も、いい子たちに応援していただけるよう、自分のできる範囲ではありますが、精一杯がんばりますので、ついてきていただけましたら幸いです。


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